ランダムPIN生成
誕生日から推測されることのないPINを、ブラウザーの暗号学的乱数源から1桁ずつ引いて作ります。
単語は7,776語のEFFリストから選ばれるため、1語あたり12.9ビットのエントロピーが加わります。同じ強度のランダムな文字列よりも入力しやすく、覚えやすいです。
PINの安全性は、試行回数を制限する端末に依存します。パスワードとして使い回さないでください。
ランダムなPINを生成する
ほとんどのPINは選ばれたものではなく、どこか別のところから借りてきた数字です。生まれた年、番地、意味のある日付などです。だから少しでも身元を知る相手には推測でき、知らない相手にも予測できます。誰もが同じ数少ないパターンに手を伸ばすからです。このページは生成ツールをPINモードで開きます。ここでは1桁ずつが0から9のあいだからブラウザーの暗号学的乱数源で独立に引かれるので、あなたの癖は結果に入り込みません。
ただし、それで何が得られて何が得られないのかははっきりさせておく価値があります。PINはこのツールが作るもののなかで最も弱いからです。
PINは単体では弱い
| 桁数 | 可能な組み合わせ | エントロピー |
|---|---|---|
| 3 | 1,000 | 約10ビット |
| 4 | 10,000 | 約13ビット |
| 6 | 100万 | 約20ビット |
| 8 | 1億 | 約27ビット |
| 12 | 1兆 | 約40ビット |
この数値をパスワードと並べると差は明らかです。ランダムな英数字16文字は約95ビットで、1ビットごとに作業量は2倍になります。毎秒10億通り試す機械なら、12桁のPINの全通りを20分足らずで使い切り、4桁ならこの一文を読み終える前に終わります。このページのランダム性は簡単な推測を取り除きますが、探索される空間の大きさは変えられません。
それでもPINが実用になるのは、よくできたシステムが誰にも自由な試行を許さないからです。3回でカードは飲み込まれ、スマートフォンは待ち時間を挟んだうえで自らを消去し、ドアのキーパッドは1分間ロックされます。PINが提供するのは数ビットで、残りの安全性は端末が提供しています。
PINで十分な場所と、そうでない場所
- 十分:失敗を重ねるとロックされるスマートフォンやタブレットのロック画面、銀行のカード、SIMカード、警報装置やドアのキーパッド、留守番電話、試行間に待ち時間のある金庫。
- 不十分:攻撃者が複製して自分のペースで攻撃できるもの。暗号化されたアーカイブやディスク、Webサイトのログイン、ルーターの管理ページ、Wi-Fiネットワーク、パスワードマネージャーなど。
- 絶対に不可:オンラインアカウントのパスワードとして使うこと、あるいはスマートフォンとカードと玄関で同じ番号を使うこと。店で一度のぞき見されただけで、持ち物すべてが開いてしまってはいけません。
ランダムには「おかしく見える結果」も含まれる
1桁ずつが独立なので、本当にランダムな抽選では1234や0000、同じ数字の並びが出ることもあります。4桁なら1万回に1回ほど起こりますが、それを除外すると残りのPINはかえって予測しやすくなります。だから生成ツールは出力に手を入れません。10件生成を使い、一覧を上から読んで、パターンに見えず自分の人生の日付とも一致しないものを選んでください。
新しいうちは、しかるべき場所に書き留めておきましょう。思い出せないPINは1週間ほどで生まれた年に置き換えられてしまい、この作業すべてが無駄になります。
代わりに何を使うか、どんなときに
アカウントには強力なパスワード生成で長いランダム文字列を作り、記憶はパスワードマネージャーに任せます。そのマネージャー自体を開く秘密には、ランダムな単語5語か6語のパスフレーズが向いています。覚えやすく、12桁のPINの約2倍のビット数を持つので、攻撃者の作業量は2乗になります。家庭のネットワークには、Wi-Fiパスワード生成が長くてもテレビのリモコンで入力できるものを作ります。強力なパスワードのガイドでは、頭に入れておける番号よりも二要素認証が重要な理由を含めて、これらのつながりを説明しています。